塗装の最終工程!水性ウレタンニスでツヤツヤ仕上げ【ボディ自作#13】

ギター自作
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まいど!モッパーです
ボディ自作記事も#13となりました。こんなに長くなると思ってなかったんですけど。
ていうか、挫折しないでここまで来れた自分をほめてあげたい(笑)

前回は塗装工程の前半『いよいよ塗装!水性ポアーステインで着色しました』でした。読んでない方は先にこっちの記事をチェックしてね。

さて今回はその続きです。サンディングシーラーから仕上げまでをお届けします。

ギターの塗装を刷毛塗りで仕上げちゃいます。
初挑戦の割には綺麗な出来上がりとなりました。まあ、それぐらいお手軽な塗装方法だということです(笑)

頑張ってツヤツヤなボディに仕上げます!

サンディングシーラー

まずはサンディングシーラーを塗布します。
って、その前にサンディングシーラーってなんなの?という方のために軽く解説。

サンディングシーラーとは…
ニスを塗る場合の下塗り用塗料。
高い平滑性を求めるときに使用します。塗ると導管部へ流れ込み表面が平滑に。さらに研磨剤成分が配合されているため研磨性に優れ、表面を平滑にしやすく、上塗りをした際の仕上がりを向上させます。

メーカーの説明を抜粋してますが、なんだか難しいですね。ま、要するに、木材の表面のデコボコを埋めて平面にしやすくするための下塗り塗料ですね。

というわけで、さっそく塗っていきます。
使用したのはこちらです。ワシンの水性サンディングシーラー

これもポアーステインと同じで2倍に稀釈しました。水:サンディング シーラー=1:1です。

希釈したほうが塗りやすい感じです。薄く塗り、乾燥させて重ね塗りをしました。
白い液体なので、なんとなく白っぽくなるけど、乾燥すると透明になります。

合計5回塗りました。

なんとな~く艶が出ました。(ちょっと写真がテカっててすいません)

サンディング

#400のペーパーで軽くサンディングします。

着色層まで削らないように、ほんとに軽めの力でサンディングしました。

上の写真のように少しずつ白い粉が出てきましたが、最後に拭き取りました。
表面が平らになるようにサンディングしました。触ってみるとツルっとした仕上がりになりました。

ニスを塗る

いよいよニスを塗布していきます。

使用したのはワシンの水性ウレタンニスです。

今回は全て水性の物を使用しています。薄める時も水でいいですし、用具の洗浄も水で出来るので取り扱いが楽です。

ポアーステイン、サンディングシーラーと同じく2倍に希釈しました。
そしたらなんと!薄すぎるのか弾いてしまって上手く塗れない(汗)

これではいけないので、ウレタンニスを足して…
ウレタンニス:水=2:1にして塗りました。

このウレタンニスもサンディングシーラーと同じで白色の液体ですが、乾燥後は透明になります。サンディングシーラーとは比べ物にならないほどの艶が出ました。当たり前か(笑)

思ったよりも早く乾燥するので30分から50分間隔で4回重ねて塗りました。

この時、ポアーステインの着色ムラをあちこちに発見(汗)
だがもう遅い。このまま突き進むことにした。

この日はここで作業終了、ひと晩置いて、しっかり乾燥させることに。



翌日、サンディングします。

#800のペーパーでサンディング。あまり力をいれず、軽めに、丁寧に。
はやり刷毛塗りだからなのか、少しブツブツになって固まってしまった箇所があった。ブツブツが消えるまでサンディングした。

刷毛目を消すようなイメージで全体を平滑にする感じでサンディングしました。

そして2ターン目のニスの塗布

1度目と同じように乾き具合を見ながら30分から50分間隔で今度は3回塗った。

乾燥させる時は段ボールの上に置いてました。ギターの塗装についてネットで調べてみると、普通は吊り下げて塗装するみたいです(笑)
そのためトップ面が乾燥したら裏返してバック面を塗る、バック面が乾燥したらサイド面といった感じで分割塗装してます←分割払いみたいに言うな!

ここまでの仕上がりはこんな感じです。

そしてまたまたサンディング。今度は#800のあと#1000を使用してサンディングしました。



ちなみに塗装に使った道具はポアーステインの時に使ったものです。刷毛もしっかり水洗いしておいたので、そのまま使いまわしです。水性の良い所ですね。ボトルに色が付いてますが溶け出すこともなく大丈夫でした。

3ターン目のニス塗布

3回ほど重ねて塗りました。
乾燥具合を見ながらなるべく塗る回数を多くしてニスの層を厚くしたかったので、正直言うと重ねた回数は正確には覚えていない(笑)

ちょっと雑に見えますがこれでいいんです。慣れてきて手早く塗れるようになりました。

これでニス塗布は終了。最後のサンディングをします。
始め#1000で、その後#1500へ番手を上げてサンディング完了。


そしてコンパウンドで磨きあげて完成。

コンパウンドは細目から始めて極細目で仕上げた。

コンパウンドは『長い間眠っていたイングヴェイストラトをピカピカにしちゃいます』でも使用した自動車用です。

電動ポリッシャーなんて物を持ってないので手作業で頑張りました(汗)

塗装が完了しました

やはりきれいな平面を出すのが難しいですね。映り込んだ像が歪んで見えます。刷毛塗りだからなのか、それともサンディングが下手なのか…そこは不明です。

これを鏡面仕上げにするには手作業ではかなり困難でしょうね。多分、下地からもっと気合を入れて塗っていかなければならないのでしょう。

でも、予想以上の出来栄えに満足しています!

次はいよいよ最終回、自作ボディを使ったギターが完成しますよ。
お楽しみに!

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