まいど!モッパーです。
現在、メインで使っているキラーギター「FASCIST VICE」用に予備のネックを製作しているのですが…
前回の「アクリルガッシュを使って自作ネックのヘッドを塗装してみました」で、ヘッドをブラックに塗装し、予備ネックはひとまず完成という所まできました。
で、今後の予定としては…
①ヒール部分の加工
②フレット交換
③ネック裏のオイルフィニッシュ
ということでしたが、その前にヘッドにロゴを入れてみました。ええ、なんかちょっとカッコつけてみたくなったのです(笑)
方法としてはインクジェットプリンターでプリント出来るシール用紙を使ってオリジナルロゴのシールを作成。まぁ、よくある手法です。
ヘッドに貼り付けたあとは、またまた水性ニスでコーティングしております。
もちろん、お約束の刷毛塗りですよ(笑)
さてさて、どんなオリジナルロゴが仕上がったのか!?ご覧ください。
意外にも簡単に作成できました。ヘッドにロゴを入れたらかなりオリジナリティが出ますね(笑)
※ギターの改造等は自己責任でおこなわれるようお願いいたします
エレコムのタトゥーシール
今回使用したのはエレコムのタトゥーシール・ホワイトです。
インクジェットプリンターで印刷できる転写シールですね。
今回は黒色のヘッドに白い文字でロゴを入れたかったので、白色ベースのタイプを購入しました。
普通のインクジェットプリンターは白色を表現するのに『印刷用紙の白』を利用します。つまり白色部分は何もインクを乗せないということ。というわけで、透明ベースの転写シールでは白色が表現できないので、白色ベースの物を使いました。
デザインに使ったソフト
ロゴは自分でデザインしました。そんな大した物ではないですけどね(笑)
デザインに使用したソフトはInkscapeです。アドビのイラストレーターなんて持ってませんし、過去に使ったことがあるのですが、ほぼ使いこなせなかった記憶が(汗)
そこで何か良いフリーソフトはないかと検索してみたらInkscapeにたどり着いたというわけです。
どうやら定番ソフトのようで、使い方もネット検索すればいろいろと出てきます。
そんなこんなで使い方を調べながらのデザイン作成。
その名も『Mop’s CustomGuitar』
手書き風のフォントを少しアレンジしてデザインしました。なんとなくそれっぽい出来上がりになったので、満足しています。
ちなみに自分ではロゴのデザインは無理だ!って方は、ロゴを作成してくれるサービスもあるので利用してみてはいかがでしょうか。リンク貼っておきますね
印刷の失敗
さてデザインが決まったのでいよいよ印刷ベースシートに印刷するのですが、その前にやっておくことがあります。
タトゥーシールの取扱説明書を読むと、絵柄やデザインを反転印刷するようです。そこでInkscapeであらかじめ反転させておきました。さらに、はがきサイズを無駄にしないように6枚並べました。
それではプリンターに印刷ベースシートをセットして印刷します!
ちなみに我が家のプリンターはエプソン製。タトゥーシールの取扱説明書には、エプソンアイロンプリントペーパーがおすすめ設定になっていたので、印刷用紙の設定でアイロンプリントペーパーを選択したのですが…
これが失敗でした。
この設定は原稿を自動反転して印刷するようです。つまりデザインをあらかじめ反転させておく必要はないのです(汗)
その結果がこちらです。反転の反転は元通り!(笑)
3枚しかないシートをさっそく無駄にしてしまいましたが、用紙設定を変更して再度印刷しました。
今度は反転した状態で印刷大成功です。
粘着剤シート貼り付けて余白をカット
粘着剤シートを貼り付けます。印刷ベースシートにしっかり定着するように10円玉を使ってしっかり押さえました。これでタトゥーシールが完成です。
ヘッドに貼り付ける前に余白部分をカットします。
と言っても今回は余白部分は背景色の黒。ヘッドの色と同じです。ま、黒って同じように見えて微妙に違ったりするので、ヘッドに貼ったら色が馴染まない可能性もありますが、そこは気にしない方向で(笑)
なるべく余白は少ない方がいいかなと思いながら…ハサミとカッターを使ってカットしました。
はい、こんな感じになりました。
デザインカッター等を使うともっと綺麗に切れるかもしれませんね。
ヘッドに貼り付け
それではいよいよヘッドに貼り付けていきます。まずは普通のシールのように裏紙を剥がして貼り付けます。しっかり付くように軽くこすってあげました。
その後、水で濡らしたティッシュペーパーで印刷ベースシートの上からたっぷりと水を含ませます。水分が馴染んでくると、画像とシートが分離してくるので、ゆっくりスライドしてシートだけ取れば出来上がり!
あとは水分が無くなるまで時間をおいて、しっかり乾燥させます。
コーティング
1日おいて、しっかり乾燥したので水性ニスでコーティングします。貼っただけでも丈夫そうですけど、せっかくなのでニスで保護しようと思います。
毎度おなじみの和信ペイントの水性ウレタンニスを使いました。
いつものように少し水で薄めたニスを刷毛で塗りました。ニスでシールがおかしくなることもなく、無事に塗布できました。
適度に重ね塗りして、またまたしっかりと乾燥させます。
イカしたヘッドロゴが完成
ついにヘッドロゴ完成!
どうですか?なかなかイケてるでしょ!←自分で褒めるいつものパターン(笑)
というわけで、ヘッドのロゴも完成したので、次はフレットを交換しようと思います。塗装が必要なメイプル指板のフレット交換は初挑戦!楽しみながらやろうと思います。
では、次回もお楽しみに。
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