ダイアモンド・レスポールカスタム これまでとこれから

雑談
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まいど!モッパーです。
最近、ちょくちょく弾いているダイアモンド・レスポール。このギター、友人から譲り受けた物で、僕が所有する唯一のレスポールタイプです。

ヘッドに”Diamond“とロゴがある、ギブソン・レスポールカスタムのコピーモデルです。
巷ではこのギター、ジャパンビンテージなんて噂もありますが…本当なんでしょうか?

そんな謎の多いギターを思いつくままモディファイしちゃってるんで、一部のマニアの方々には怒られそうですが、自分の備忘録も兼ねてこれまでのモディファイを記しておきます。

というわけで、今回はダイアモンド・レスポールの詳細とこれまでのモディファイ、これからのモディファイ計画を紹介したいと思います。

レスポールタイプはこれしか所有してません。杢目の綺麗なレスポール…コピーモデルでいいから欲しいなぁ(笑)

ジャパンビンテージ!? Diamondレスポールカスタム

このギター、友人から譲り受けたのですが、その時点でモデル名も分からず何も情報がなくて、詳細は不明でした。

ネットでいろいろ調べていくと…

ヘッドのDiamondのロゴ。Dだけが大文字。その他の特長から察するに、アリアプロ2になる前のダイアモンド期のモデルで確定か?…自分もそう思っていました。

そこで、chatGPTやGoogleGeminiに情報や質問を投げかけてみたところ、1972~74年の日本製である確率が高いという回答。もちろんアリアのダイアモンド期のモデル。

これはやはりジャパンビンテージか??となんだか嬉しくなったんですが…

いやいやまだまだ確信が持てないので、さらにネットで深堀りして調査していったところ…

残念ながらジャパンビンテージではなかったです(笑)

結論から言っちゃうと、これは80年代後半から90年代にアリアがダイヤモンドシリーズとして販売していたLPC-470だと思います。

Samickという韓国の楽器メーカーが製造し、アリアが販売していたようです。いわゆるOEM供給らしい。

このSamick製のダイアモンド・レスポールは、日本国内のみならず海外でもオークションやフリマ等でアリアのダイアモンド期のモデルだと言って、そこそこいい値段で売られていることもあるらしいです。が!どうやらそれは間違いのようです。

セットネックでスカーフジョイントなので、73~74年のマツモク製に多かった仕様と一致しているらしい。その辺りから情報がごちゃ混ぜになっているようです。

そんなこんなでジャパンビンテージではなかったので少し残念ですが、ダイアモンド・レスポールは今後も大切にイジリ倒していきますよ(笑)

当ブログ以前に手を加えた部分

まずは当ブログ「青空ギター研究所」を始める前に手を加えてきた部分を見てもらいます。このギターはまさに実験台。自分がやってみたい事をまずはこのギターでチャレンジしてきました。

テールピース固定

このギターを入手した時、テールピースが欠品していました。弦を張っていない状態で保管してあったのかもしれません。テールピースが外れて、そのまま紛失してしまったのでしょう。

というわけで、一番最初にテールピースを購入し取付けました。ただ、そのまま取付けたわけではありません。テールピースの固定化を施しました。

テールピースのスタッドボルトを切削加工し、テールピースの下側にあるツバを無くして、普通のボルトのような形状にします。

これでボルトの頭が直接テールピースを押さえ付けてボディに固定されることになります。これでテールピースは脱落しないですし、弦振動がボディにダイレクトに伝わるのです。

プレーンワッシャーを2枚挟んで高さを調節しています。(さすがにボルトの加工はDIYというわけにはいかず、知り合いの加工屋のおっちゃんに旋盤で加工してもらいました)

ナット交換

テールピース取付け後、しばらく弾いてなかったんですが、久しぶりに弾いたら2弦解放ですごいビビリ音が発生。知識もないので手探りでビビリ音の解決を試みた。

で、まずはナット交換。初めてのナット交換なので「成形済み溝付き」ナットを選択。黒色のタスク製ナットを購入し交換しました。

それでもビビリは収まらなくて(汗)
次項のブリッジ交換をするのですがそれでもダメ。もう一度ナットを疑い、溝をサラッとやすりがけしたらビビリは噓みたいに消えました。ナット交換…奥が深いです。



ブリッジ交換

ビビリの解消のためにブリッジ交換。先述のとおりブリッジはビビリの原因ではなかったのですが(笑)

ゴトーのGE103B-Tニッケルへ交換しました。色のチョイスは、この時はすべてのハードウェアをニッケルカラーに変更する予定だったからです。信頼のゴトー製品。



1Volume&1Toneに変更

ずっとアイバニーズRGをメインギターとして弾いていたので、どうも2ボリューム2トーンの扱いに慣れない。そこでワイヤリング変更。1ボリューム1トーンにした。

国産ポットを使ってます。まだ国産が入手出来ていた頃ですね。ダミーポットにアース結線してあるのはポット自体の回り止めです。

細い配線材は多分ベルデン。コンデンサはオレンジドロップ。太いのは手頃なシールド線がなくてカナレのGS-4を使ってる(笑)



ペグをカラーチェンジ

全ハードウェアのニッケル化は予算が追いつかないので、ペグをピカールで磨いて色を変えました。

磨いてる途中の画像が残っていました。左側3個のみ磨き終えてゴールド成分が少ないのが分かります。この状態で弦が張ってあるのは謎です。記憶がない(笑)

研磨剤で磨きすぎるとゴールド成分が失われるのを逆に利用しました。ちょっとだけニッケルっぽくなってるでしょ?(笑)



ピックアップ交換

元々付いていたピックアップがどうも気に入らなかったので交換しました。

メルカリで買ったエピフォンの中古ピックアップ。2個セットで2980円でした。型番はネック側が57CH、ブリッジ側がHotCHです。



セルフリフレット

フレット交換にチャレンジ。これが人生で初めてのフレット交換。ネットで検索しまくり、プロアマ問わず片っ端からフレット交換のブログ記事を読みまくった、と言ってもこの頃は情報が少なかった(汗)

すり合わせマージンが大きくなると予測し、ジャンボフレットに交換した。



当ブログで紹介済みの改造

ここからは当ブログ「青空ギター研究所」を始めてからのモディファイになるので、各記事のリンクを貼っておきます。

ネックオイルフィニッシュ

ネック裏の塗装を剥がしてオイルフィニッシュした。憧れのサラサラネックになった。



ピックアップマグネット交換

ピックアップのマグネット交換。アルニコのラフキャスト仕様へ。まあまあ良い方向へ音が変わった気がする。



ペグ交換

ロトマチックタイプのペグをクルーソンタイプへ交換。なんとなくビンテージなスタイルへ憧れただけ。でも、ちゃっかりロックペグにしてるし(笑)



耐震ギター化

ビンテージなスタイルへの憧れ…とか言いつつ、エンドピンを2個にして耐震化。実用的でアホな実験をしてみました(笑)



今後はどこに手を加えるのだろうか

さて、ジャパンビンテージではなかったダイアモンドレスポール。ビンテージではなかったので更に遠慮なくモディファイをしていくつもり(最初から遠慮などしていないが)

モディファイ計画として考えていることを書いておきます。

なんとなく近々やっちゃいそうなこと

ピックアップ交換

まあ、エピフォンの音が悪いわけではないが、カバータイプからオープンタイプに変えたいっていうのが一番大きな理由かもしれないです。単なる気まぐれ(笑)

そこで、コストとトーンのバランスを考えると、ゴトーピックアップが良いんじゃないだろうか。パワフルなヤツじゃなくてクセの無い純正感ある音とでも言いますか、そんな感じを狙います。

気が向いたらやるかもしれないこと

ブースター内蔵
これは以前からやりたいこと。このギターじゃなくてもいいのだが。とりあえず考えているのは簡易な小型ブースター回路ではなく、EPブースターの回路をそのままインストールしてみようかと。無理かな(笑)

リフィニッシュ
塗装を全部剥がして、木目の綺麗な突板を貼ってみたい。出来ればトラ杢がいいね。そんでもって得意の水性ウレタンニスで仕上げるというのはどうだろうか。無理かな(笑)

ボディ材の変更
アーチトップなのでトップ面には手を加えない。バック材をマホガニー、あるいはマホガニー代替材に交換する。ネックのジョイント部分以外をトリマーで削って新しい材を接着するなんてどうでしょうか。無理だな(笑)

こんな感じでいつも変なモディファイを妄想しております。

どれだか実現したらまた記事にしたいと思います。期待しないで待っててね(笑)

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