チューニングしてて、ペグを回していくと突然『ピッキ~~ン!!』って鳴ってビックリする事ってあるよね~
そういう状態の時って弾いていてもチューニングがすぐに狂っちゃうんだよね。
そんなピッキ~~ン!の原因はナットの滑りが悪いことにある。
そんな時はナットをグリスアップしましょう。
グリスを塗って潤滑を良くすれば、ピッキ~~ン!も無くなるし、チューニングの狂いも少なくなるのです。
というわけで、いつものおでんくんストラトのナットをグリスアップしてピキピキ音を解決します。
ローズ指板のお手入れについての記事も書いております、「フェルナンデスのローズネックオイル424で指板に大人の潤いを」もご覧ください。
※ギターの改造等は自己責任でおこなわれるようお願いいたします
YAMAHA SLIDE GREASE SG4
今回使ったのはヤマハのグリス。
100%化学合成油だそうで…って、よくわかんないよね(笑)
まあ、つまりは潤滑性能が長持ちするように作られたグリスってことなんですよ。
実は専用品ではありません
このグリスの正式名称は「ヤマハ スライドグリスSG4」と言います。
実は管楽器用のグリスなんです。抜差管の表面に使用するらしい…って、どこよ、それ?
ちょっとどの辺りに使用しているのかは分かりませんが、まあ金属同士の潤滑に使用しているようです。
巷では模型メーカーのタミヤのグリスがナット潤滑用として人気があるそうですが、モッパーは他人と一緒じゃつまらない!てことで今回はこのグリスを使うことにしたのです。
もしこのサイトを見て、同じ物を使ってみようかな~なんて奇特な方がいらっしゃいましたら、あくまで自己責任でお願い致します。
何か不具合が発生してもモッパーは責任取れないからね。
とにかくギターのナット用グリスではない!その点は覚えておいてね~
人気の専用品はこちらでございます
ちなみにギターのナットを潤滑する為の専用品も、もちろん存在するわけです。
リサーチしたところ、こちらがその定番商品と思われます。
「俺は専用品じゃなきゃダメなんじゃい!」という方はこちらをどうぞ(笑)
グリスアップしてみよう
前置きが長くなっちゃってすいません!それではグリスアップした様子をご覧ください。
まずは弦を緩めてナットからはずし、邪魔にならないようにまとめておく。
グリスは爪楊枝に少量だけ取る。てか、極少量でいいね。
それをナットの溝に塗る。爪楊枝先端を溝に当ててクルクルしてやるといいですよ。
グリスが余分に付いたら拭き取りましょう。特に指板には付かないよう注意したほうがいいです。
以上でグリスアップ完了!
あとは弦をもとに戻してチューニングじゃ!!
チューニングがすぐに狂ってしまって困ってる時は試してみる価値ありですよ。たったこれだけのことでチューニングが安定するんだから。
もちろん別の原因の場合もあるので、グリスアップだけでチューニングの狂いが全て解決するわけではありません。
こんなところにも使ってます
他にもグリスアップすると良い箇所があるのでチェックしてみてください。
ストリングガイドの弦と接する部分
ブリッジサドルの弦が乗っかる部分
フロイドローズのナイフエッジ部分
フロイドローズのナットキャップ裏面
このナットキャップ裏面は意外と盲点ですよ。ここに薄っすら塗布するとロックスクリューを締め切る瞬間のわずかな弦の引っ掛かりを防止します。←細かい!!
1度買ったら永久に使えるかも?!
このヤマハのスライドグリスSG4の内容量は10g
え!少ないんじゃない?!って思ったけど…
ギターの1度のメンテナンスに使う量はヒジョーに少ないから、めっちゃ長持ちすると思います。
いやいや、使い切れる気がしないから、ひょっとしたら、2度目の購入は無いかもね。
てな事を言ってたら、小さいから紛失しちゃってまた買うことになったりしてね~(笑)
購入品情報
今回もサウンドハウスさんにて購入しました。
ナットのピキピキ音が気になる方はチェックしてみてくださいね。
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