フェルナンデスの名器TEJ-50を磨く。まずはネックから

お手入れ
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

まいど!モッパーです。
2024年7月のこと、フェルナンデスが破産したというニュースが流れましたね。まあ、詳細はニュースサイトを見ていただくとして…。

あのフェルナンデスが破産ですよ。個人的にはただただビックリでした。
そう言われれば、最近では楽器店の店頭でもフェルナンデスのギターやベースを見かけてなかったですね。

それにしても日本のギターブランドが消えてしまうのは寂しいことです。

ということで、今回登場するのは2022年7月に友人から譲り受けたフェルナンデスTEJ。

今日は「フェルナンデス今までありがとう」ということで、フェルナンデスに思いをはせながら(ボディ中心に)ピカピカに磨いていこうと思います。

実は先日、マイカーのルーフをDIYで塗装しまして、ちょうど電動ポリッシャーでのバフがけがマイブームなんです(笑)

ちなみに、僕が所有するフェルナンデス製品はベース1本とギター2本。ギターはTEJとZO-3です。ずっとFR欲しかったんだけど…中古を探そうかな。

※ギターの改造等は自己責任でおこなわれるようお願いいたします

現在の状態確認

まずは現状を見てください。
すでにネックは取外してあります。

友人から譲り受けた2022年当時に、簡単なメンテナンスをしました。ピックアップを取り外す時に配線が切れたのではんだ付け修理をした記憶があります。
その後は時々弾く程度で、保管していました。

なぜか1弦のブリッジだけが違う物に交換されていますね。


ボディバック側はこんな感じ。

ボディバックにはステッカーが残ってますね。これも全部剝がします。



ちなみにこのTEJのモデルナンバーをネットで調べてみたところ、TEJ-50だとわかりました。

90年代に爆発的に売れたモデルらしく、当時の定価は50000円。どうやら日本製のようです。

上位モデルのTEJ-70はフェルナンデスFGI(アクティブピックアップ)が搭載されていて70000円だったようです。そういえば、モデル名を見れば定価がわかる時代…あったよね(笑)

僕の所有するアイバニーズのRG570もおそらく1989年製ですが、この時代の日本製ギターって、けっこう良い作りだと思います。

分解してハードウェアを磨く

ペグ、ブリッジ、ピックアップ、その他コントロール類も全て取外しました。



金属パーツ類はスクラッチメンダーを使って磨きました。



ボディとネック、それぞれでメンテナンスしていきます。ボディの磨きをじっくりやりたいと思いますが、まずはネックですね。



ネックを綺麗にします

まずはネックをメンテナンスします。
※今回はクリーニングとフレット磨きのみです。

まずはフレットをスクラッチメンダーで磨きます。マスキングして作業します。

それにしてもスクラッチメンダー946も入手できなくなるってことでしょ?それは非常にマズイ。
このスクラッチメンダー946の使い心地と同等、あるいはそれを上回るコンパウンドを探すのは大変そうだ(汗)
ま、今のスクラッチメンダー946を使い切ったら、とりあえずピカール使いますけど。



仕上げはフェルナンデスのローズネックオイル424を塗布。塗布には100円ショップで調達した化粧用コットンパフを使ってます。

あ!このオイルもなくなっちゃうのか!


2点とも広告リンクを貼っておきますが、在庫限りで終売になるのかな?(汗)


こうして見てみると、フェルナンデスの定番商品がずっとギターのコンディションを支えてくれてたんですね。今更ながらフェルナンデスに感謝です!



ネック仕上がりました。ま、今回はこの程度で完了とします。

ネックのリフレッシュ作業完了

はい、ネックのクリーニングはこれにて終了。指板の状態は悪くない感じです。フレットの減りが気になるのでリフレットもしたいですね。あと、5フレットのポジションマークが陥没しているので修理したいですが、それも後回し(笑)←やらないパターン?

フェルナンデスのネック。なかなかしっかりしています。実は僕のメインギターのキラーも今現在は仮ネックとしてフェルナンデス製のネックを取り付けてますが、これもなかなかグッドフィーリングなんです。フェルナンデスブランド、やっぱりいいですね。

というわけで、今回はここまでです。次回、ボディ磨き編をお送りいたします。お楽しみに!

コメント