スクラッチメンダー946でストラトのトレモロユニットを磨き上げる

お手入れ
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こんにちはモッパーです。
今回はトレモロユニットを分解してきれいに磨き上げました。金属パーツの磨きにはいつもフェルナンデスのスクラッチメンダー946を使っています。
これがなかなかの優れ物なんです。少量付けて拭くだけでピカピカになりますよ。どれくらいきれいになるのか紹介します。

フェルナンデス946の特徴

スクラッチメンダー946&サーフェイスプロテクター956
スクラッチメンダー946と サ-フェイスプロテクタ-956

『ギターの金属パーツ専用キズ取り・艶出し補修剤』
超微粒子の特殊研磨材によって、塗装面の細かなキズや金属パ-ツのサビや汚れを
落とし光沢を出します。特殊研磨剤の使用により従来の研磨剤に起こりがちな拭きムラが出にくくなりました。

メーカーサイトより

ということなんですが、これがとってもいいんですよ。以前は金属パーツの磨きにはピカールを使ってたんですけど、このフェルナンデスのスクラッチメンダー946を使ってからはこっちがメインになりました。

もちろん適材適所ということでピカールもまだ使ってますけどね。946の良い所は、ピカールよりも力が要らないんです。軽くこするだけでもうピカピカになるんですよ。しかも、あんまり量もいらないのでけっこうコスパいいんですよ(笑)

でね、946だけでツルツルピカピカになるんだけど、更にサ-フェイスプロテクタ-956でコーティングするとピカピカが長持ちするということです。
ま、実は956は見た目にはあんまり効果がわからないんだけど(笑)
とか言いつつフレット磨いた後は956でしっかりコーティングしてます。少しでもツルツルピカピカが長持ちすればいいなと思うからね。

ちなみにラッカー塗装のギターやベースには使えないってことですから注意してください。
あとね、ゴールドパーツは磨いちゃうとゴールドじゃなくなるからね(笑) こちらも要注意ですよ。

それでは、分解と磨きの様子を見てください。

作業の様子

取り外し&分解

まずはスプリングを外します。専用のツールもあるようですが持ってないので、ラジオペンチでグイっと!

スプリング取り外し

このスプリング、けっこう強いのでケガしないように注意して取り外してくださいね。



つづいて6本の固定ビスを取り外します。プラスドライバーで外すだけなのでここは特に難しくはないと思います。

固定ビス取り外し


これでユニットが取り外せました。ブリッジサドルがかなり汚れて艶もないですね。
さらにブリッジサドル等をバラしていきます。

トレモロユニット


まずはブリッジサドルを分解しました。(写真左)
オクターブ調整ねじを緩めて取り外します。スプリングを無くさないように注意してください。

ブリッジサドル&ブロック

ブリッジサドルを取り外したらその下にある3本のネジを外しトレモロブロックをプレートから取り外します。(写真右)
これでトレモロユニットが全てバラバラになりました。



ちなみにオクターブ調整についてはコチラの記事を参考にしてください。

磨き

スクラッチメンダーはクリーム状

946は練り状です。キメの細かいクリームっていう感じですね。
柔らかい布に少量付けて磨いていきます。(着なくなったTシャツを切って使っています。)

基本的にはそんなに強くこすらなくても綺麗になりますが、汚れや曇りが多い時はちょっと力を入れてやったほうが艶が良く出ます。

嫌いな艶がでました

かなり曇っていたブリッジサドルも綺麗になりましたね。
ちなみに錆は落としていません。なんとなく良い雰囲気があるので(笑)
ベースプレートもピカピカになります。ネジ類は頭をピカピカに磨き、ネジ部は潤滑油を少量塗布しました。アームももちろん磨きましたよ。

短時間でどれも綺麗になりました。この後、分解と逆の手順で組み上げました。

ちなみに今回、トレモロを分解したギターはこちら↓

見事に艶がよみがえりました

それではビフォーアフターを…
まずは磨く前のトレモロユニット

磨く前の状態
磨く前


スクラッチメンダー946で磨くと…

磨いた後の状態
946で磨いた後

どうでしょうか?ピカピカになりました。
かなり艶がありますね。触った感じもツルツルなんです。ここまで綺麗になるとまたストラトを弾くのが楽しくなります。

フェルナンデススクラッチメンダー946はかなりの実力の持ち主ですよ。
皆さんもぜひ試してみてください。

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