自作ジャンクションボックスで快適なエフェクターボード生活を!

エフェクター自作
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まいど!モッパーです。
最近、エフェクターボードの内容を更新しております…っていきなり何の話だよって感じですが。詳細は完成したらお伝えするとして…

何を隠そうわたくし、エフェクターも自作派なのです!って大げさに言ってますが、今までに製作したのはわずか5個なんですけど(笑)
まあ、それでもエフェクターを自作するのは好きなので自作派ということにしてください。

で、今日は自作したジャンクションボックスを紹介しますよ。あれ?ジャンクションボックスはエフェクターではないね(笑)

ま、あまり固いこと言わないで見てくださいね。

ジャンクションボックスとは

ジャンクションボックスとはエフェクターボードの入口と出口を1か所にまとめる為のボックス。1か所にまとめることによりセットアップがスムーズに出来るメリットがあります。と同時に、各エフェクターの配置の自由度が上がります。
ジャンクションボックスが無くてもエフェクターボードは成立しますが、(個人的には)ボードの内容が複雑になればなるほどメリットを感じられると思います。

一番シンプルな2IN-2OUTの物だとこんな感じですね。



オリジナルジャンクションボックス

いきなりですがこれが自作したジャンクションボックスです。

そこそこ大きいサイズですが、バッファー等は入っていません。シンプルなスルーボックスです。



5組のIN-OUTで構成されています。片側に5個のジャックが付いています。

左からインプット、センド、リターン、アウトプット、コントロールとしています。
所謂4ケーブルメソッドでギターアンプと接続する為の4端子。そしてコントロールはアンプのチャンネル切り替え等のラッチ式コントロールをするための端子です。このコントロール端子のみステレオジャックを使っています。



中をお見せします。

ほらね、めっちゃシンプルでしょ。向かい合ったジャックを単純に結線してるだけです。「ジャンクションボックス」なんて名前は立派ですが、中身は単純です(笑)



配線材は少しこだわってベルデンの物を使ってます。音が良くなるかどうかは…わかりません!(笑)

市販されているジャンクションボックスには、内部にインピーダンス変換の為のバッファ回路が入ったものだったり、MIDI端子が付いていたり…便利な機能が付加されている物もありますよ。

例えばこんな感じのものもあります

まあ、僕の場合は必要な端子さえあればよかったし、サイズ等も自分で好きなように決められるので自作しました。



こだわりポイント

他にもちょっとしたこだわりポイントがあるので紹介します。

まずは右と左でジャックの取付け高さを変えてあります
通常、ジャンクションボックスはエフェクターボードの端に固定しますよね?その時、ボードの外側に向いてる端子が低い位置にあると、ボードの縁枠と干渉しちゃうんです。そこで、外側になる方は少し高く取り付けてあるんです。

逆に内側は低い位置のほうがパッチケーブルが低くなって配線がきれいにまとめやすいので、ギリギリまで低く取り付けてあります。



2つ目のこだわりポイントは、すでに画像でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、インプットジャックのみ違うパーツを使用しています。アースがパネル(ケース)と接続されるタイプです。その他のジャックは全てパネル絶縁タイプでアースはケースに落ちていません。これはノイズ対策のためで所謂グランドループを回避しています


それではここで、使用しているパーツを紹介します。

まずはジャックです。スタンダードなモノラルジャックと、パネル絶縁タイプのモノラル、ステレオの3種類使ってます。リンクは僕がよく使用しているマル信無線電機のスタンダードな商品ですが、他メーカーの物でも構いません。


ケースはタカチのMB-11Sを使用しています。
※どうやら型番が変更されたようです。リンクの商品は同サイズの新型番MB6-5-12
タカチのケースはしっかりしていて価格も手頃ですからね。エフェクターを製作するときもTDシリーズを使用しています。


リニューアルいたしました

それでは最後に、外観をリニューアルしたのでこちらをご覧ください。

100円ショップのカーボン調シールは安っぽかったので、余っていた車用ラッピングフィルムに張り替えました。ちょっぴりグレードアップ(笑)
ロゴは自作ギターのヘッドロゴと共通のデザインにしました。
その名も『Mop’s Custom Effector』(笑)

こうやって外観等をカスタム出来るのも自作の楽しいところですね。


というわけで、今回は自作ジャンクションボックスを紹介しました。
製作してから、もう何年も使用している物なので製作過程は紹介できませんでしたが、工程としては

  1. ケースの穴加工
  2. ジャック取付け
  3. 向かい合ったジャックを結線する

といったシンプルな感じですからね、見様見真似でも作れると思いますよ。自分だけが使いやすい、自分だけの仕様で自作してみてはいかがでしょうか。

そろそろエフェクターボードが完成するので、また紹介する予定です。
お楽しみに!

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