セルフリフレットの後半はフレット打ちとすり合わせ…無事に完了!

リペア

まいど!モッパーです
またまたセルフリフレットすることにしました。今回は自作ボディに取り付けたネックです。自分好みのフレットに交換してバリバリ弾こうと思います。


以前、フレット交換の記事『ストラトをジャンボフレットに!DIYでフレット交換しちゃいました』を書きました。予想以上に沢山の皆さんが読んでくださってビックリです。どうもありがとうございました。

自分が初めてフレット交換した時にはネットにも参考になる情報が少なくて不安いっぱいでの作業でした。

自分のやった事を書くだけでも誰かの役に立てるかなと思い記事を書いたのですが…今、読み返すと作業中の写真が少なくて分かりづらい(汗)

そこで今回は、なるべく沢山の写真を残そうと頑張って撮影しながら作業をしました。
作業内容は同じですが写真多めでお届けします。


本記事は後半セクションです。指板修正までの前半セクション『自作ギターのフレット交換をしました…前半はフレット抜きと指板修正』も読んでね。

4度目のセルフリフレットに挑戦です!!
それでは後半スタートで~す

2020年に書いた『ストラトをジャンボフレットに!DIYでフレット交換しちゃいました』もあわせて読んでいただくとよりわかりやすいと思います。

※ギターの改造等は自己責任でお願いいたします。

フレット打ち

今回もフレットはジェスカーの#58118を使います。ジムダンロップの#6000に相当するサイズです。

フレットはカット済み24本入りをいつもサウンドハウスで購入しています。

打ち込む前に、指板アールよりほんの少しだけきつめのアールになるようにフレットを曲げます。端の方の食いつきがよくなります。

このプライヤーはフレットに傷をつけずにしっかり掴めるように改造してあります。



いよいよ打ち込み。
プラスチックハンマーで打ち込みます。

強過ぎず弱過ぎずの力加減で打ち込みます…って言葉じゃわかんないよね。こればっかりはやってみないと分からない(汗)
フレットが指板にしっかり密着するように打ち込みます。



コピー用紙をフレットと指板の間に差し込んでチェックします。スルスルと入るようでは隙間が大きいですね。と言ってもフレットの形状や指板の状態によっても変わってくるので、これはあくまでも目安です。



打ち込む時は、ネック裏側に傷が付かないようにクロスを挟んで木材を積んで土台にしています。

強く打ち過ぎると、振動で隣のフレットが浮いてしまします。注意しましょう←経験済み(汗)



はみ出したフレットはフレットカッターで切り落とします。




全22フレットの打ち込みが完了しました。


エッジ処理

サイドに飛び出している部分を削ります。僕は鉄工用のヤスリを使っています。作業中にフレット表面にヤスリをぶつけて傷が付かないようにマスキングしています。

指板サイドぎりぎりまで削ります。
フレットエッジの斜めカットは通常45度~60度くらいです。

僕はこの時点ではエッジの角度をかなり立てた感じに仕上げておきます。完成後、弾いてみて様子を見ながら何度も修正してイイ感じに仕上げていくのです。これぞDIYの醍醐味(笑)



サイドの処理が終わったら、細いやすりを使って1本ずつフレットの角を丸めていきます。
指板を保護するためにマスキングテープを貼って作業します。

これはかなり根気がいる作業です(汗)

22フレットなので44箇所やります…疲れる。


こんな感じに仕上がりました。

フレット交換も4回目で、慣れてきたのですが…どれも形が違う(汗)
プロのように上手くはいきませんね←当たり前だろ!



すり合わせ

さて、次は「すり合わせ」をしてフレットの高さを揃えます。先に指板保護のためにマスキングしておきます。



アルミの角材に400番のサンドペーパーを貼り付けてすり合わせ用ツールにします。
※しっかり直線が出ている物を使えばいいのであって、アルミの角材である必要はありません。



フレットの頂点に赤色マーカーで着色します。削れ具合を確認するためです。



ペーパーの当たり具合を見ながらサンディングブロックを軽めの力でまっすぐに動かします。削ろうとするのではなく上を滑らせる感じです。押さえつけてはいけません。



1から22フレットまでを途中で止めずに動かします。部分的には動かしません。
そうすると高いフレットから順に頂点が削れて赤色部分が消えていきます。



すべてのフレットにペーパーが当たり頂点部分の赤色が消えるまでペーパーを当てます。

途中でフレットの高さが揃ってきているか、スケールを使って何度もチェックしながら作業しました。



指板調整の時にしっかり直線が出せていると、すり合わせ作業が少しで済みます。

これで高さの合わせが完了しました。
しかし、この時点ではペーパーで削ったのでフレットの頭は平面になっています。



そこで今度はフレットの頭を丸く仕上げます。
これによりピッチが安定し、サステインも伸びるそうです。チョーキング時も弦との摩擦が減り弾き心地がよくなります。

専用のやすりを持っていないので、邪道ですがミニルーターを使います(笑)

再びフレットを赤く着色し、今度は(頂点を削らないように)赤い線を細く残しミニルーターのやすりで削っていきます。



ミニルーターで丸く削れたら、ペーパーを400→600→1000→1200と軽めにかけていきます。すり合わせでついたペーパー跡を徐々に消していきます。頂点を削り過ぎると高さが狂っちゃうので注意!



傷消しが終わったらスチールウールで磨きます。ツルツルピカピカになってきます。



最終仕上げはミニルーターを使いフエルトバフ&ピカールで磨きます。


ナット交換

フレットの高さが変わったのでナットも交換しました。今回も牛骨材から整形しましたよ。



元のナットの形を参考にして削り出しました。
ナット交換についてはまた別記事で紹介したいと思ってます。


完成

完成したネックがこちら!

以上でフレット交換作業がすべて完了です。いかがでしたか?


やってることは実にシンプルなんですよね。これと言って難しいことはやってない。
でもね、「失敗したら大切なギターが弾けなくなっちゃう」と思うと…ねぇ。自分でフレット交換するのって、なかなかハードル高いですよね(笑)

まぁ、僕も素人なんでこれで正解なのか分からない部分もありますが、失敗しながら学ぶしかないのでチャレンジしています。とりあえず今のところは(まだ4回やっただけですが)大きな失敗もなく、交換後のギターも気持ちよく演奏できています。

この記事があなたのフレット交換の参考になればと思います。

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