2×4材を使ってメンテナンスに役立つネックレストを自作してみました

ツール自作
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まいど!モッパーです。
今回はメンテナンス用のネックレストを作ります。ええ、そうです。弦交換の時なんかに使うアレです。ギターを寝かせて置くときにネック裏の1フレット付近に置く枕みたいなヤツね。
※「ネックピロー」「ギターピロー」等の呼び名もありますが本記事では「ネックレスト」とします。

ほら、ヘッドに角度が付いてるギターだとさ、絶対あった方がいいと思うんですよ。って言いつつ今まで使ってなかったんだけど(笑)
使ってなかったというか、なんか適当な物をかましてた時もある。例えば雑誌。少年ジャンプを3冊くらい重ねたり。皆さんも経験あるはず!

市販品を買ってもいいんですけど、シンプルな物なら自作しちゃうのも楽しいのです!
ていうか、最近は木工が楽しくなってきてるので何か作りたかったんです。そんなわけでネックレストを作ります。

材料は転がっていた2×4(ツーバイフォー)の端材を再利用して製作します。エコですね(笑)

ネックレストの作り方

まず工程としては…

  1. 材料をカット
  2. ネックを乗せる部分のくぼみ加工
  3. 転倒防止加工
  4. クッション取付

といった感じです。って、たいそうな事を書くほどでもなく思いつきで進めていきました(笑)
それはこの後紹介していきます。

まずは材をカット

まずは材料を台形にカットしていきます。

なんと!実は先日、生意気にもスライド丸ノコを購入しました。これでさらに木工にハマっていくのか…



購入したスライド丸ノコはマキタのM244
所謂DIY向けのベーシックなモデルですが、自分にはこれで十分です。ほら斜めカットも簡単です。



こんな感じに台形に切り出しました。左右の角度も揃ってますね(笑)

くぼみの加工

加工方法はボディを自作した時のバックコンター加工と同じ手順でやります。詳しくは「エルボー&バックコンターの加工とコーナー面取り」を読んでね。

まずは円弧を罫書きました。半径は…適当です(笑)
くぼみの幅だけ決めて、そこに分度器を当ててその外周を利用して罫書きました。



のこぎりで罫書き線まで細く切れ目をいれる。この工程はけっこう面倒くさい(笑)



切れ目を入れたらハンマーで割り砕く。



やすりやサンドペーパーを使って滑らかにしていきます。ここ、かなり大変(汗)



ペーパーの番手を上げてサンディング。かなりツルツルに仕上がってきました。

転倒防止

おっと!転倒防止用のパーツを取り付けるのを忘れてました。
と、言ってますけど途中で思いついただけです(笑)

カットした時に出た端材をボンドで接着します。このまま一晩クランプしておきました。


もちろん接着にはタイトボンドを使用しました。

くぼみより飛び出している部分は、またまたサンドペーパーで削って仕上げました。

クッション材の取付け

シール付きのフェルトをカットして貼り付けます。これでネック裏にもダメージ無しというわけです。

フェルトシートはダイソーで購入しました。この色しかなかったのでこれにしました。
コルクのシートを貼り付けても良かったかな。

完成

ご覧ください!イイ感じに完成しました。
※完成を急いでフェルトを貼り付ける前に撮影しちゃってます(笑)



ヘッド側に転倒を防止するパーツが付いてます。物理的にボディ側には転倒しないでしょう。



くぼみ部分は斜めにしていません。端を面取りしてあります。

けっこうテキトーに作った割には機能的には十分な感じに仕上がりました。ま、少々不細工でも自作したものは愛着がわいて大事に出来ると思います。使いづらかったら改良できるしね(笑)

サウンドハウスで市販品をチェックしてみました

ちなみに市販品をお求めの方はこちらを参考にしてください。サウンドハウスにはいろんなタイプの商品がありましたよ。自分好みの商品を探してみてください。

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