まいど!モッパーです。
ダイアモンドLPC-470のリヤピックアップを交換しました。
気が向いたら交換するかも…くらいに考えていたんですが。この度、突然、気が向いたというわけです(笑)
予定どおり、ゴトーピックアップをチョイスしました。そうです、HB-Classic αです。
同時にフロントピックアップも同じHB-Classic αに交換すればバランスもいいと思うんです。けど、なんだかそれもつまらないので、今回はリヤピックアップだけを交換することにしました。

フロントがエピフォン57CH、リヤがゴトーの組み合わせ。面白いことになるかもね!(笑)
※ギターの改造等は自己責任でおこなわれるようお願いいたします
GOTOH PICKUPS HB-Classic α
今回取付けるのはゴトーピックアップのHB-Classic αのゼブラ仕様です。

メーカーサイトには「マグネットにUSA製アルニコ2を採用し、ビンテージサウンドを追及しつつ各ポジションでコイルアレンジを施す等、現代風にアレンジしたモデル。」と説明があります。
ゴトーのラインナップの中でもガチのビンテージタイプというよりは少しモダンなポジションですね。
コイルの直流抵抗値はネック用が7.67KΩでブリッジ用が8.80KΩとのこと。これを見てもパワーでグイグイいくタイプではないと推測される。弦ピッチはネック用が9.8mm、ブリッジ用が10.5mmとなっています。
なんだか今までの僕が選びそうにないピックアップなんですが、こういった少し落ち着いた感じのピックアップを試してみたかったんです(笑)
取説がなかったので…
バルク品を入手したので取扱説明書は無し。そのため配線図等もありません。まずは配線の確認をします。
ゴトーのハムバッカーは4芯シールドケーブルになっていますが、どの配線がどのコイルに繋がっているのか判別します。
ちなみに配線図をネットで調べたら、Music-Tradeさんのサイトに記載がありました。(ゴトーピックアップのサイトからリンクあり)
それによるとNorthCoilの始点が黒線、終点が白線。SouthCoilの始点が赤線、終点が緑線となっていました。ちなみに購入したのはゼブラカラーなのでNorthCoilが白ボビン、SouthCoilが黒ボビンとなります。
まあ、ネット上には年代によって違いがあるという情報もあったので、Music-Tradeさんの図を参考にしつつ、テスターを使って確認します。
ここからはアナログ式サーキットテスターを使用しています。

各コイルの判別
4本のケーブルはそれぞれのコイルの始点と終点に繋がっています。まずは黒色線を基準として他の3本との線間抵抗を測定。
結果は黒-白が約4.5KΩで、黒-赤、黒-緑はほぼ無限大(オープン)※アナログ式サーキットテスターで計測
ということは、コイル1が黒-白、コイル2が赤-緑というペアになります。
この時点ではまだどのペアがどのコイルに接続されているかは分かりません。
どの線がどっちのコイルだ?
アナログ式サーキットテスターを使ってどっちのコイルがどの配線かを確認します。
と、ここでテスターを使って位相のチェックをし、正解を導き出す方法があるのですが…
僕の下手な説明よりこちらのサイトを参考にしてください(笑)
かなり詳しく、分かりやすく解説してくれています。ありがとうございます!
配線の行方…結果発表
さてさて、各コイルの位相もチェックして始点と終点を探り出しました。
結果は…NorthCoil(白ボビン)の始点が黒線、終点が白線。SouthCoil(黒ボビン)の始点が赤線、終点が緑線と判明しました。
ハムバッカーとして使用するので白線と赤線を接続し、黒線がホット、緑線がコールドになりますね。

わ!Music-Tradeさんの配線図と一致してるやん!最初から信じておけばよかった(笑)
フロントピックアップと位相を合わせる
さて、HB-Classic αの配線確認と位相確認ができました。
が!フロントピックアップとの組み合わせがあるので、フロントに付いているエピフォン57CHも位相チェックします。

チェックした結果、エピフォン57CHも同位相でした。
もしこれがHB-Classic αと逆の位相だった場合は、どちらかのピックアップのホットとコールドを逆にして配線してやればいいんですけどね。
というわけで今回はエピフォン57CHの配線は変更無しです。
いよいよ取付けます
さて、取付けです。まあ、エピフォンのピックアップを外して交換するだけなので苦労はしないのですが。
1V1Tにしてあるのでさらに簡単です。ピックアップの配線をPUセレクタースイッチ(3wayトグルスイッチ)へ結線するだけです。※ここは写真撮り忘れました(汗)
さらに今回は2か所の配線の手直し(交換)をしました。こちらが交換前。

①PUセレクタースイッチからボリュームポットまでの配線
ここだけグレードの低そうなオリジナルの配線材だったので交換しました。
②ボリュームからアウトプットジャックまでの配線
1V1T化した時に手ごろな配線材の手持ちがなく、とりあえず的にカナレGS-4を使用していたので交換しました。
②のカナレGS-4はエフェクターボードのパッチケーブルにも使用しているお気に入りのケーブル。実は①も②もカナレGS-4にしようか迷ったのですが、今回は一般的なシールド線に戻してその音を確認することにしました。
配線作業がすべて完了しました。

使用したのはモントルーの1芯シールドです。
うま味のある組み合わせ
弦を張り、ピックアップの高さ調整をして完成しました。ピックアップ高さは標準的に2から3㎜くらいに設定しました。

エピフォン57CHとゴトーHB-Classic αの組み合わせ、なかなかイイ感じです。
サウンドチェックしての感想ですが、交換前のエピフォンよりもHB-Classic αはちょっと明るい感じです。キラ感とシャキ感があります←意味不明か?(笑)
予想していたよりもパワーはある感じです。リヤ側にアルニコ2のハムバッカーを載せたのは初めてですが、なかなか好感触です。クリーンでも歪ませてもゴトーらしいクセのないトーンといった感じ←これをつまらないと言えばそれまでだが。
まあ、僕は上手いレビューは書けませんけど、ピックアップのレビューってあんまり参考にならないと思ってます。取り付けるギターやアンプによっても音は変わるしね。ま、あくまで参考程度にしてください。
ちなみに、このギターは僕の大好きなヘヴィメタルやハードロック的なサウンドではなく、クランチやオーバードライブで使いたくて仕様を決めています。まだ今一つビジョンが明確ではないけど。
これから弾きこんでいくと、さらに欲しい音の方向が見えてくるでしょう←もっともらしい事を言ってみた。
さて、次はフロントピックアップを交換してみようかと思っています。ですが、57CHとHB-Classic αの組み合わせが悪くない。けっこう気に入ったのでこのままになるかもしれません…
まあ、フロントピックアップは、また気が向いたら交換します(笑)
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