【キラーギター】ネックの移植手術!わたし失敗しないので!?

ネックMOD
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

まいど!モッパーです。
今回はメインで使っているキラーギター「FASCIST VICE」用に予備のネックを製作することにしました。と言っても、ゼロからの自作ではなくて、他のギターのネックを移植する感じです。これがなかなか面白い仕上がりになりそうなので紹介します。
まず今回は移植手術編です!

またまた思いつきでスタートしてしまいました。今回はネック移植します。お楽しみに!

※ギターの改造等は自己責任でお願いいたします。

ネック製作のきっかけ

1997年頃に中古で購入したKiller Guitars/FASCIST VICE「キラーギターズ/ファシストヴァイス」
(以下、キラー)

たまにしか弾いてなかったんですが、2019年からバンドではこのギターをメインで使い始めました。このキラーは音もルックスもすごく気に入っているんですが、残念ながらフレットがかなり消耗しています。

バンドで使い込むほどにフレットの減りが気になってきました。もちろんリペアショップや楽器店へフレット交換を依頼すればいいのですが…その費用は貧乏な僕にはかなり厳しい(汗)

じゃあ、いつもように自分でやるしかない!と思いつつも…

  • フレット交換するのにはそれなりに時間がかかる
  • 作業をしている間はこのギターを弾けない
  • メイプル指板のフレット交換は塗装が必要
  • メインギターだから失敗は許されない

そんなこんなでセルフリフレットを躊躇してました。

そこで思いついた方法が…
予備のネックを製作し、それを取付けてギターを使えるようにし、じっくり時間をかけてフレット交換をしよう!

よし!まずは予備のネックを作るぞ!と、またまた軽いノリで始めてしまいました。

取り付けるネック

いいタイミングで友人から「古いギターを処分したい。必要ならあげるよ。」と連絡があり、エレキギターを3本いただきました。

いただいたのはフェルナンデス、アリアプロ2、メイビス。
フェルナンデスとアリアプロ2はそのままメンテナンスして復活させることにした。

メイビスはミニギターかと思うような小さいボディ。ピックアップはハムバッカーが1基のみ。

きっとこのままでは弾くことはなさそうなので、パーツ取り用にバラすことにしました。

ネックはメイプル指板で22フレット。短く見えたけど測ってみたらロングスケール!ネックエンドのヒール部分のサイズもキラーに近い。幅を調整すればフィットしそうなのでこのネックを使うことにしたのです。

ネック移植手術

まずはキラーのネック(以下、元ネック)を外し、メイビスのネック(以下、新ネック)をボディに合わせてみる。

なんと、ネックポケットの途中まで入る!(笑)
どうやらネックエンド(ヒール)のサイズは同じみたい。

よく観察すると、新ネックはヒール底面より指板の幅のほうがわずかに広い。

つまりテーパー状に広がっている。こういう設計なのだろうか?それとも単純に加工精度が悪いのか?

ま、どっちでもいいけどね。少し削ればフィットしそうだから(笑)

というわけで、ヒール部分の両側を少しずつサンドペーパーで削っていき、ネックポケットの底面までネックが入るようにしました。



次に元ネックを取付けて22フレットの位置をボディにマーキングしておきます。



元ネックを取外し、新ネックを取付け、マーキング位置に22フレットを合わせる。
その位置でボディ裏側から取付けビスの位置をマーキングして穴をあけた。



意外にもスムーズに移植出来てしまった(笑)

ヒール部分の形状が大きすぎるからボディ側に合わせて加工が必要ですね。


とりあえずフィッティング

まずは取付けてみる。ビスをしっかり締めて確認。

弦を張ってみて、センターズレがないかチェックしてみたが、大丈夫でした。

おおむね良さそうなので次の工程へ。

ちなみにこういったセッティング時にはいつもアリアプロのお値打ちなセット弦を使ってます。

本来なら、ライブ等で使う「本番用の弦」でちゃんとセッティングするべきなのでしょうが、何度も張ったり外したりしてると痛んでしまうので。

実はこの辺りの作業の様子も撮影したのですが、記事の編集中に誤って画像を削除してしまいました…あぁ大失敗(汗) 画像が無くてわかりずらくて申し訳ない!

ネックポケットの隙間を埋める

ネックヒールの全長がネックポケットの全長より短いので隙間があります。

ネックのジョイント部分は側面よりも底面と終端面の密着具合が重要だとどこかで聞いたことがある←どこからの情報か忘れたので信用度は低いけど(笑)
どちらにせよこのままでは良いことはなさそうなので隙間を埋めることにします。

と言ってもボディのポケットを加工してしまうと元ネックに戻せなくなるので、ネックのヒールを加工します。

ヒールの後端部に木片を張り付けて同じ形状になるように電動トリマーで加工しました。元ネックを型取りして作ったテンプレートを使いました。

本当はネックと同じメープル材を使いたいところだが手元に無いので、バーチ材を使用しました。

ちなみに僕はE-Valueの電動トリマーを使っています。コスパ最高!大活躍してます。

ヘッド形状を変更する

意外にもここまでの作業がスムーズに出来たので、調子に乗ってコンコルドヘッドからキラーの特長でもあるペグ配置が5対1のヘッドへ形状変更しようと思い、作業を始めたのですが、
これがナカナカ大変だった…

と、今回はここまで。
次回はヘッドを加工していきますよ。お楽しみに!

コメント