新プロジェクト!プログラマブルループスイッチャーを自作してみようと思います

エフェクター自作
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まいど!モッパーです。
突然ですが、わたくし、プログラマブルループスイッチャーを自作することにしました。

最近では、ループ数も多くて、そこそこコンパクトで、めっちゃ高機能!なスイッチャーが多く販売されていますよね。でも機能もお値段も高いのです(汗)
というわけで、それらに対抗できるようなすごいスイッチャーを作るぞ!って、それはハッキリ言って無理です(笑)

なので、身の丈に合ったシンプルで使いやすい、でも自分の欲しい機能を持っている。そんなスイッチャーを自作することにしました。スペック等の詳細はまたあとで。

さて今回は「まえがき」としてそのキッカケから書いていきます。

久々に大きなプロジェクト始動!ワクワクしています。

プロジェクト立ち上げのきっかけ

2019年のこと。AmazonでArduinoUNOの互換機を買いました。小さなマイコンボードです。その時すでにプログラマブルスイッチャーの自作を考えていました。理由は単純、ただ作ってみたかったから(笑)

で、ネットでいろんな方々の自作記事を読み漁り、リレー回路やマイコンでの制御方法を調査&学習し、少しずつパーツも買い揃えていたんですが…。
当時、すでにボードに組み込まれていたスイッチャーがMoen GEC8jr。これがなかなか良い製品で、小型でループ数も多いし、操作方法も簡単なのです。そこでふと思った…GEC8jrよりアドバンテージがない物を自作しても、結局は使わないだろう。

その結果、プログラマブルスイッチャーの自作計画は中断したのです。

あれから5年。今はH&K SPIRIT StompManをボードに組み込んで使うようになりました。システム的にはかなり満足しています。でも、ボードが重い!こりゃ疲れるわ!!と、もう少し小規模に出来ないものかと悩み始めたのです。

そんなタイミングで、USBを使ってZOOM MS-50Gをmidiでコントロールする技があることを知った。

その技を使って何か出来ないかと考えて…思いついたのはスイッチャーにmidiコントロール機能があればMS-50Gだけでコーラス、ディレイ、グラフィックEQを使える…いや他にも沢山のエフェクターが使える。コンパクトエフェクター1個分のサイズで何役もこなせるのがMS-50G!

ていうか、それならばmidiコントロール機能が付いたスイッチャー買えばいいじゃんって、調べてみたら……どれもなかなかのお値段!!さらにはきっと使わない機能が盛りだくさん(笑)

そしてたどり着いた結論は……プログラマブルスイッチャー自作しちゃいます


スペック(予定)

長々と語ってしまいました。スイマセン。
話を進めましょう。今現在、予定しているスペックは以下の通り

  • ループ数 5
  • パッチ数 5 (バンク機能は無し)
  • ミュート/チューナーアウト有り
  • フットスイッチのみでパッチの編集ができる
  • 制御はワンボードマイコンArduinoを使用する
  • 可能な限りコンパクトにする
  • MIDIコントロール機能(USB-MIDIでZOOM MS-50Gのパッチを切り替える)


理想をカタチに

せっかく自作するので理想だけを追求していきます(笑)
とは言え、シンプルかつ使い勝手の良いスペックにするつもりです。

もう少し具体的な説明をしますが、サイズ感やフットスイッチの数、配置はBOSSのES-5を参考にしています。

フットスイッチは全部で7個で、5個はパッチやループの選択に使い、あとの2個はモード切替とミュートスイッチとします。

手前側に5個のフットスイッチを並べてパッチの選択に使います。今現在、GEC8jrを使ってのライブでも4パッチしか使っていないので、数種類のパッチセットを保存するバンク機能は必要なし(笑)

モードは演奏時とパッチ編集時で切り替える感じです。フットスイッチの長押しで切り替える予定。
ミュートスイッチはどっちのモードでも有効にして、ミュート時はチューナーアウトに出力されるようにする←スイッチャーあるある(笑)

今のところケースはタカチのMB8-6-33(D75/H55/W325)を使う予定です。



今現在のボードはこんな感じです。

このボードの詳細については4月22日にアップした記事「SPIRIT StompManをライブで活用するエフェクターボードを公開」を読んでください。

アンプのFXループに組み込まれているコーラス、ディレイ、7バンドEQ(画像の⑤⑥⑦)をMS-50Gに置き換えてMIDIでコントロールするのが今回の大きな狙いです。

さらに、アンプセレクターも省略してコンパクト化、軽量化を目指します。


課題

そんなこんなで自分が満足する機能を盛り込んでいますが、実際に作れるのでしょうか?(汗)

一番の課題はやはりマイコンを使った制御です。Arduinoを使って制御する予定ですが、実はArduinoを使って何かを作ったことはありません。そうです完全なる初心者なのです。

そうは言っても、学生時代からプログラミングは好きなので、なんとかなるんじゃねーの!的な軽い感じでチャレンジしていきたいと思います。失敗してもそれはそれでネタにして笑ってしまえばいいし(笑)

あとはケース等の加工をどこまで丁寧にできるのか…けっこういい加減な性格なので(笑)
ま、基板の製作はそれなりに腕に覚えがあるので大丈夫でしょう←本当か!?


はたして完成はいつになるのだろうか…

さてさて、大げさにプロジェクトを立ち上げましたが、ゆるーくスタートしたいと思います(笑)
まとまった時間をとって、これだけに集中したいのですが、そうもいかないのがサラリーマン。ゆっくり進めさせていただきます。どうか長い目で見てやってください。

今後、製作過程を記事にしていく予定です。また、かかった費用も公開していきます。お楽しみにしてください。

それでは完全モッパー仕様プログラマブル5ループスイッチャーの製作スタートです!

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