エピフォン製ハムバッカーのマグネットを交換してグレードアップ

ワイヤリングMOD
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まいど!モッパーです。

今回はハムバッカーのピックアップマグネットの交換です。ピックアップのマグネットだけを交換しサウンドをワンランクアップさせようという作戦です(笑)

ピックアップを買うより安上がりなんで、貧乏なモッパーにはちょうど良いんです。ピックアップ自体をバラすのは初めてなので上手くいくのか…乞うご期待!

※ギターの改造等は自己責任でおこなわれるようお願いいたします

被験者紹介(笑)

ピックアップ

さてさて、今回モッパーの実験台になるのは…こちらのピックアップ。
エピフォンの57CHとHOTCHです。

これはネットオークションで入手した中古品。レスポールタイプのギター用に買いました。元々付いてたピックアップと交換したらすごく良い音になりました。

気に入ってしばらく弾いていたんですけどね。それでもフロントがちょっとブーミーな感じがしてて、レスポールタイプのフロントはこんなものなのかな〜とも思ってたんです(汗)

ピックアップ交換も考えたんですがお金が無いので…マグネット交換だったら安く出来そうだし、ひょっとしたらもっと良い音になるんじゃないかと甘い考えが浮かんできました。

というわけで、今回はアルニコマグネットのラフキャストタイプに交換します。

ギター紹介

ちなみにこのピックアップが乗ってるギターはコチラ。

古い日本製ダイアモンドレスポールタイプ。モデル名は分かりません。友人から貰ったものです。エントリークラスのモデルだと思います。

このギターはこれまで色々と手を加えてきました。と言うか、ほぼ実験台になってます(笑)
そうそう、初めてフレット交換をしたのもこのギターでした。

先日、このギターのネックをオイルフィニッシュしました。ぜひこちらも読んでくださいね。

ピックアップのカバーを外す

さていよいよスタート。まずはカバーを外します。はんだ付けしてあるので、まずはその固定を解除します。

はんだゴテで溶かして取ろうと思ったのですが、コテのパワーが足りなくて溶かしきれない感じだったので、ニッパーを使ってはんだをカットして固定を解除しました。

特にカバーの変形等も無し。うん、大成功(笑)

しかし、ここからが大変でした。ロウがしっかり張り付いてカバーがなかなか外れないのです。加熱して溶かそうかとも考えましたが、全体を均一に加熱するのは困難と判断し断念。

ピックアップの足の部分を横からラジオペンチの先の方でつかみ、テコの原理でカバーをグイッ!と押し下げます。これではずれました。

分解

4本のビスを緩めて、バックプレートを取り外します。

ポールピースは外さなくても分解できました。

その後、細いマイナスドライバーを差し込みロウで張り付いたバックプレートを剥がすようにしました。配線が出ている反対側からドライバーを差し込みました。

アースの配線がはんだ付けされているのでバックプレートは完全に外せません。配線を切らないように注意して作業しましたよ。

いよいよマグネットとご対面!僕もピックアップをバラしたのは初めてなんでちょっと感動。そして知ってはいたけどシンプルな構造ですね(笑)

それにしてもロウがすごいな(汗) カバードタイプのピックアップはすべてこんな感じなのでしょうか?

サウンドハウス

取り付け

新しいマグネットの極性を確認します。
古いマグネットを取り外す前に取り付け方向をマーキングしておきました。文字を書いたほうがバックプレート側。ネック方向を矢印で示しています。

写真上側が古いマグネットで下が新しいマグネットです。当たり前ですが、ラフキャストは表面がザラザラしていますね。

写真のようにくっ付けてやると極性が判断できます。どっちがN極かはわかりませんが、同じ極性方向だとピタっとくっつきます。小学校で習ったよね(笑)

同じ極性方向で取り付けるので、同じようにマーキングします。ついでにマグネットの種類も書き込みました。どうせ忘れちゃうんでね(笑)

ちなみに向きを間違えて取り付けると位相が逆になるのかな…?知らんけど(笑)

はい!取り付け完了。ま、置き換えるだけなので難しくはありません。

組み立て

バックプレートを元通りに組み付けて完成です。

アセテートテープの巻き直しも必要になるかと思い、用意しておいたんですけど…ロウでしっかりガードされてるので今回はそのままにしました。

サウンドチェック

フロント、リヤともにラフキャストマグネットです。マグネットの種類はフロントはアルニコ2、リヤはアルニコ5に交換しました。(元々のマグネットもアルニコらしいが詳細は不明)

ネット情報によると…
一般的にラフキャストマグネットは、表面の粗い仕上げにより、開放的で空気感のあるサウンドになると言われています。そして磁力のばらつきが、より複雑な倍音を生み出し、サウンドに奥行きと深みが加わることがあるようです。

なるほどね、確かにそんな気がします(笑)

元の物よりフロント、リヤともに高音域がきらびやかになって、中音域の輪郭もすこしハッキリした気がします。

特にフロントはパワー感はすこし抑えめになった気がします。でも、倍音成分が増えた感じですね。

僕は歪ませて弾くことが多いのですが、この変化はなかなか良い感触です!!

ちなみにエピフォン製のピックアップはネットオークション等で比較的安価で入手できます。音はデフォルトでもそこそこ良い感じです。

それをイチかバチか、マグネット交換して好みのトーンが出ればかなりコスパ高し!(笑)

ピックアップを交換するよりもかなり安くできるので、ロウとたわむれる覚悟がある方はぜひチャレンジしてください。

使用したマグネットはこちらです

今回もサウンドハウスさんにて購入しました。リンクを貼っておきます。

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