まいど!モッパーです。
今回は当ブログでは初!エレキベースの記事です。そうです、僕はベースも時々弾くんです。そのベースをちょこっと改造したお話です(笑)
さて、長いことケースに入れたままだったフェルナンデスFRB-40を、久しぶりにスタジオへ持っていった時の事。
弾いていないときに弦から手を放すと「ブーッ」というノイズが出る。弦に触れていれば消える。
このパターン、演奏している時はいいけど、止めるとノイズが気になるヤツ(汗)
アンプか、シールドか、それともベース本体か?
ま、アンプはスタジオのだから手の出しようがないので、とりあえずベース本体のノイズ対策をすることに。
どうせなので、リフレッシュってことでワイヤリングを全て交換することにしました。

当ブログ初登場のFERNANDES FRB-40
今後も時々登場するかも?ということで、よろしくね!
今回はワイヤリングを全部やり直しますよ。
※ギター・ベースの改造等は自己責任でおこなわれるようお願いいたします
とりあえず全部外す
このFRB-40はVVT配線。ボリューム、ボリューム、トーンという構成です。まあ、ベースではよくあるタイプですね。知らんけど!←あまりベースの知識なし(笑)
というわけで、どこにどう結線されているかをバラす前にメモしておきます。(もちろん撮影もしておいた)

その後、全てのパーツを取り外します。半田ごてを使って、配線を外します。

ポットはミニサイズの物がついてました。
パーツを外して空っぽになったコントロールキャビティ。

ノイズ対策としてこのキャビティにシールド処理をしていきます。
さらに追加メニューは…
ポットはアルファ製の24mmタイプへ交換
コンデンサも新品に交換
といった感じでやっていきます。
音が良くなるかどうかは別として、ちゃんとした状態に戻すと安心感が手に入る!…はず(笑)
キャビティにアルミテープを貼る
それではさっそくキャビティのシールド処理。アルミテープを貼ります。

アルミテープを切っては貼り、切っては貼り。曲面や角の部分は意外と手間がかかった。隙間の無いように、少し重ねて貼ります。

キャビティカバーを付けると見えなくなる部分なのに、なぜか丁寧に貼ってしまう(笑)
今回使ったのはニトムズのアルミテープです
継ぎ接ぎですが、なんとか仕上がりました。

予想以上にキレイに貼れた気がする←自分に甘い人。
ここまでは楽しかったんですが…
問題は導通だった。
導通テスト → 不具合が発覚!
今回使ったアルミテープは、粘着面に導電性がないタイプ。それは承知していたし、重ねて貼った部分を強くこすれば導通は取れる、という情報も見ていた。
実際にテスターを当ててチェックする。リード棒を当てるとピッー!と反応する。
「お!いけるじゃん!」
そう思ってキャビティ内の別の場所を測る。
今度は反応が鈍い。もう一度測る。鳴る。鳴らない。鳴る………鳴ったり鳴らなかったり。
あちこちで測ってみたが…“微妙な感じ”
重ねているからだろう、導通無しの部分がある(汗)
さすがに全部剥がして貼り直すのは面倒。だけど、このままではノイズ対策も微妙な仕上がりになる気がする…。
結局、粘着面にも導通がある銅テープを注文した。
両面導電の銅テープを追加
Amazonで購入したのは、粘着面にも導電性のある銅テープ(幅5mm)
アルミテープの上から、キャビティ内を縦に2本、横に1本貼った。

重なっているアルミテープを横断させた。これで全てのアルミテープをショートさせるという作戦。
再びテスターを当てる。どこを測っても、確実に導通あり!銅テープ作戦は成功しました。
最初からこれにしておけばよかった…
ま、遠回りしたけど納得いく結果になったからいっか!
DIYは楽しんだ物が勝ちである←無理やり納得(汗)
キャビティカバーの裏にも同じようにテープを貼りました。

今回使った銅テープはこれです。
アルファのポットが自分的にはド定番
さて、シールド処理は完了したので、ここからパーツを組み付けて、配線していきます。
まずは、使用したパーツを紹介。
アルファのボリュームポットとSCUDのトーン用0.047㎌コンデンサ。
ポットは24mmの物を、コンデンサはマイラコンデンサをチョイスしました。
ぼくはいつもアルファのポットです。定番のCTSは使いません。
アルファのボリュームポットは普通のグレードの普通のパーツです。
ポットは消耗品なので、品質と価格が安定していて、いつでも手に入る物を選んでいます。
配線治具を自作してみた
今回はちょっとした治具を作ってみた。思い付きでやったから半分お遊びだけど(笑)
ポット穴の位置を写し取り、ボール紙に穴を開けて簡易配線治具を作ったんです。
それにポットを固定して、先に配線を済ませてしまうのです。

狭いキャビティの中で全ての配線作業をするより、ずっとやりやすい。これは正解でした。
ただ、ボール紙で作ったのは失敗。少し押すとたわむし、安定感もいまひとつ。
次にやるならMDF材で作った方がいいだろう。でも、次がいつあるのかは分からない(笑)
まあ、こういう“ちょっと足りない工夫”も、DIYならではの楽しみですよね。
ポット背面のブリッジと配線の組み直し
ちなみに回路自体はオリジナルから変更なし。メモしておいたとおりに配線した。
しかし、ここで1か所だけ、こだわりがある。
各ポットのケースをアース結線するとき、単線で三角形につなぐ。

配線はできるだけ直線的に、余計なたるみを出さないようにはんだ付けする。
三角形につなぐ理由は各ポットの回り止めです。
1個のポットに2本のアース線が結線されるので互いに固定しあうという狙い。どこまで効き目があるかは不明ですけどね(笑)
治具から取外し、キャビティ内へ設置。アース線、ピックアップ、アウトプットジャックを配線したら完成です。

今回の作業、どこまで音に影響するかは分からないです。
でも、自分が納得できるかどうかは大事だし、こういう細かい工夫が好きだから、やめられない(笑)
キャビティを開けたときに、「ちゃんとやってあるじゃん」と思える状態にしたかった←完全なる自己満足
スタジオで確認してみたら…
後日、スタジオで音を出し確認しました。
弦から手を放すと…「お!けっこう静かだ。」
完全無音とは言わないが、以前とは明らかに違う。かなりノイズは減っていた。
どうやらアンプ側のインプット端子にも問題がありそう。端子を触るとノイズが出ることも分かった。
というわけで、今回の作業は少なからず無駄ではなかった、間違っていなかったということになる。

配線をやり直すのは、手間もかかるけど、けっこう楽しい。
音に劇的な変化はないが、うまくいかない時間も含めて、楽器との距離が少し縮まる感じがする←これ大事でしよ?
眠りから覚めたフェルナンデスFRB-40、大切に弾いていこうと思います。






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