まいど!モッパーです。
今回はダイアモンドLPC-470のフロントピックアップ交換の後編です。
前編の「PEP-2Nを取り付けようとしたら入らない!?LPC-470で想定外の展開に」では、プレイテック・ピックアップのスペック紹介と、取付けの様子を書きました。まさかのトラブルもありましたが、無事に取付けできました。
ま、ギターの改造DIYではトラブルなんてものはいくらでもあるわけで。直面した時は「マジかよ!」ってなるんですが、それをなんとか解決していくのがまた楽しみでもあるんです。
※取付け時のトラブル詳細については前編に書いてあります。
さてさて、後編いきましょうか。いよいよプレイテックのピックアップを試す日が来ました。PEP-2Nを鳴らしていきますよ。

今回は配線して実際に音を出してチェックしていくよ。はたしてPEP-2Nの実力は?
※ギターの改造等は自己責任でおこなわれるようお願いいたします
PEP-2Nは4芯ケーブル仕様です
PEP-2Nは4コンダクターケーブル(4芯ケーブル)仕様なので、いろいろな配線バリエーションが楽しめます。
ですが、まずはPEP-2N本来のキャラクターを確認したかったので、今回はシンプルな通常ハムバッカー配線で組むことにしました。
今回のサウンドチェックで良い感触が得られたら、コイルタップ機能も追加しようと考えています。すでにリヤに組み付けてあるゴトーのClassic αも4C仕様なのでばっちりです。
各配線色はセイモアダンカンと同じ構成になっているので、ダンカン派の人は迷わず交換出来ます。商品ページにもしっかり書いてあるのでこれはグッドポイントだと思う。ちなみに位相もダンカンと同じでした。
ちなみに僕のLPC-470は1ボリューム1トーン配線に変更してあります。今回もそこは変更無しでいきます。
いよいよ配線作業
ハムバッカーの交換手順については、以前の記事「リヤピックアップをGOTOH HB-Classic αに交換してみた」でまとめているので今回は省略します。
ピックアップに付属していた取説には3パターンの配線図が掲載されてました。
HH、HSH、SSSです。それぞれ代表的なパターンですね。
レスポール系なら「2V2TのHH配線」なんですが、僕の場合は1V1Tなのでここには当てはまりません。
でも2V2Tよりシンプルなので苦労はしません(笑)
それにしても、この付属の配線図は「実体配線図」になっているので分かりやすいです。これは初心者にもやさしいと思う。
さ、そんなこんな言っているうちに、配線完了しました。キャビティ内部のビフォーアフター写真をお見せしましょう。
これビフォー(ピックアップ交換前)

そしてアフター(ピックアップ交換後)

て、配線構成は変更無しだから、ほぼ一緒だし!!(笑)
一応、各パーツの説明を…
ボリュームポット、トーンポットともに500㏀のAカーブ。コンデンサはオレンジドロップの0.022㎌です。
各ポットを接続しているアース線は単線を使用。それ以外の部分は撚り線です。
ポットは4個付いてますけど、2個はダミーです。
ちなみに今回は、配線作業のついでに、コントロールキャビティのシールド処理をしました。ノイズ対策として以前から気になっていた部分です。

アルミテープを全体に貼ったので、見た目にはこっちの方が変化が大きいですよね。
音を出した瞬間、57CHとの違いがすぐ分かった
今回取り付けたPLAYTECH PEP-2Nを音出しして最初に感じたのは、57CHと比べて音のこもりが少ないこと。

57CHも決して悪いピックアップではないけど、PEP-2Nの方が低域が整理されていて、コードを鳴らした時の輪郭がはっきりしている感じ。
特に印象的だったのは弦ごとの分離感があること。同じフレーズを弾いても、57CHでは少しまとまって聞こえる部分が、PEP-2Nでは各弦の音を感じやすい。
そんな感じなので、コードワークでは抜けが良く、コードの響きや表情が良く伝わる気がする。
そして、ピッキングへの反応も良い。弾いた瞬間の立ち上がりが速く、右手のニュアンスがそのまま音に出てくる気がした。
ただし、強い個性を持ったピックアップではないとも思える。
まあ、良く言えばクセがなく扱いやすい。
悪く言えば「このピックアップならではの強烈なキャラクター」は無い感じだ。
ただ、それが逆に扱いやすさにつながっているようにも思う。変なクセが無いってことは、どんなギターにも合わせやすいってこと。「普通の優等生タイプ」のハムバッカーと言えるかもしれない。
車に例えるなら、カローラやサニーといった万人受けする優等生タイプってところか……いや、例えが古すぎだし!(笑)
パワー感は思ったよりしっかりある。取り付け直後は57CHより音量が大きく感じたから、最終的にはピックアップ高を少し下げて調整した。
クリーン、クランチ、ドライブ。各セッティングで弾いてみたが、どれも扱いやすい素直な印象。
このピックアップ、なかなか侮れない。価格を考えると、かなりイケてる。個人的には、使えるピックアップと言ってもいい(笑)
音の比較は意外と難しい
ピックアップの記事を書いて毎回思うのが、音の比較は意外と難しいってこと。
ピックアップはスイッチひとつで瞬時に切り替えられるわけではないからね。組付けて配線してってやってる間に、交換前のピックアップの印象や弾き心地の記憶が薄れていくわけで…
今回も交換前後で録音して比較してみたんだけど、音そのものは確認できても、弾き心地やピッキングレスポンスの違いは録音だけではなかなか伝わってこないんだよね。
で、結局、何が言いたいのかというと…
ピックアップのレビューは難しいってこと。
録音して比較することはできるけど、最終的には自分で弾いてみないと分からない部分がある。
「弾いていて気持ち良いかどうか」という部分はとても大切な要素で、そのあたりは実際に弾いてみないと分からない世界。今回もそれを改めて感じた。
それでもPEP-2Nに交換した価値はあった
結論から言うと、PEP-2Nに交換して良かったです。
このLPC-470は、デフォルトのピックアップがかなりペラい音でした。
それをなんとかしようとエピフォンに交換。そして今、”GOTOH HB-Classic α”&”PLAYTECH PEP-2N”になったわけですが、個人的にはだんだん良くなっています。
エピフォンも悪くはないが、こもりが強めでした。今回、そこからさらに1ランクアップ出来た気がします。
良い意味で変なクセもなく、素直なトーン。僕が狙っていたのは「うま味のあるクランチトーン」なので、そういうセッティングも割と出しやすい気がします。
プレイテックのピックアップは値段の割には良い仕事をしてくれます。とはいえ、完璧ではないですよ(笑)
でも、ハッキリ言って、コスパは良い!

加工してまで取り付けた価値は十分あったと思う。
これが僕の感想です(笑)
次はコイルタップも試してみたい
今回はまず通常のハムバッカー配線で鳴らしてみました。
が、PEP-2Nは4芯仕様なので、次はコイルタップも試してみようと思っています。
普通のコイルタップではなくて、ちょっとアレンジを入れた配線にしようと思っているので、次回もご期待ください(笑)
それでは次回 配線アレンジ!コイルタップ編(仮題) でお会いしましょう!
お楽しみに!



コメント